グスコーブドリの伝記
東北が生んだ国民的作家 宮沢賢治は37年という短い人生の中で、三陸沖地震や大規模な冷害に何度も見舞われながら、厳しい環境の中でも故郷を愛し、作品中に登場する架空の理想郷に「岩手」をエスペラント語風にした<イーハトーヴ>と名付けています。原作発表から80年、名作『銀河鉄道の夜』のチームにより映画化された本作は、見るものすべてに限りない勇気と感動を与えてくれます。
またメイン声優には、主人公ブドリ役に小栗旬、妹ネリ役を初のアフレコに挑戦する忽那汐里が務めたことも話題です。
少年ブドリは、美しきイーハトーヴの森で、両親と妹のネリと毎日を幸せに楽しく暮らしていた。ところが、突然やって来た冷害でブドリはひとりぼっちになってしまう。あてもなく旅に出たブドリは、イーハトーヴ市を訪れ、懸命に働き、逞しく成長してゆく。だが、あの寒さが再び忍び寄ろうとしていた。「あんなことは二度とあってはいけない。ボクにも、できることがきっとある」。愛する故郷と大切なみんなを守るため、ブドリはある決意をする。
【原作】 宮沢賢治 【監督・脚本】 杉井ギサブロー(映画『銀河鉄道の夜』『あらしのよるに』)
【主題歌】 小田和正「生まれ来る子供たちのために」 【キャラクター原案】 ますむら・ひろし
【音楽】 小松亮太 【制作】 手塚プロダクション
(c)2012「グスコーブドリの伝記」製作委員会/ますむら・ひろし
配給:ワーナー・ブラザース映画
7月7日(土) 丸の内ピカデリー他 全国ロードショー!