スタントマン 武替道
7/25(金)より新宿ピカデリー他にて、よーいアクション!!
世界的評価を得ている香港アクション映画。日本でも『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(24)が空前のブームを巻き起こし再び注目されるなか、アクションの撮影には欠かせないスタントマンたちに焦点を当てた、ヒューマンドラマが誕生した!!かつて売れっ子アクション監督として活躍した主人公サム(森)は、撮影中に危険なアクションシーンを無理やり決行し、そのせいでスタントマンを半身不随にした事で業界を離れ、いま小さな整骨院を営む。そんな中、かつての仲間から「もう一度アクション映画の監督をして欲しい」と頼まれるがー。
邦題の「武替道(ぶたいどう)」は「スタントの道」を意味する中国語で、ワンシーンに全てを懸ける、スタントマンたちの人生を表している。彼らの奮闘ぶりを映像化したのは、双子のアクション俳優として活躍する本作が初監督のアルバート・レオン&ハーバート・レオン。伝説のアクション監督サム(森)を演じたのは『ツイン・ドラゴン』(92)のアクション指導や、『ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌』にも出演した、香港アクション映画界のレジェンド、トン・ワイ。『燃えよドラゴン(73)』で主演のブルース・リーが武道の極意を教える名台詞「考えるな、感じろ」を言われる弟子役を演じた俳優でもある。サムに憧れる若手スタントマンのロン(龍)と、人気アクション俳優のワイ(威)には、『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』のソンヤッ(信一)とウォンガウ(王九)役を熱演したテレンス・ラウとフィリップ・ン。そして、仕事中心の生活で家族との時間を大切にしてこなかった父サムを良く思っていない娘チェリーには、『返校 言葉が消えた日』のセシリア・チョイ。仕事も娘との関係性も問題だらけ、何とか修復しようとする主人公サムの苦悩の日々は、すべての働く社会人の姿とも重なっていくー。さらには、香港映画の過去にオマージュを捧げつつ、未来への光明を感じられる場面も見どころだ。『トワイライト~』に夢中になった観客、ひいては全アクション映画ファン必見の傑作となっている!
1980年代、売れっ子アクション監督だったサム(森)は、映画の撮影中の事故でその時のスタントマンを半身不随にしてしまい、それがきっかけで業界を離れ、今は細々と整骨院を営み静かに暮らしている。そんな中、かつての仕事仲間に「自分の最後の作品でアクション監督をやってほしい」と依頼され、数十年ぶりに映画制作に参加することに。しかし現代のアクション映画の撮影はコンプライアンスも厳しく、出演俳優のワイ(威)を始め製作陣はリアリティを追求するサムのやり方に反発し、現場はぎくしゃくする。さらに忙しさのあまり娘チェリーとの関係性も悪くなる。サムのアシスタントとなった若手スタントマンのロン(龍)は、サムを献身的にフォローし何とか撮影を進めようとするのだが…。
出演:トン・ワイ、テレンス・ラウ、フィリップ・ン、セシリア・チョイ他
監督:アルバート・レオン&ハーバート・レオン
2024│シネスコ│5.1ch│114分│香港│広東語│字幕翻訳:鈴木真理子│配給:ツイン 公式X:@Stuntman_filmJP
©2024 Stuntman Film Production Co. Ltd. ALL RIGHTS RESERVED.