直紀木賞をはじめ数々の賞を受賞し、今年11月5日に100歳を迎える作家・佐藤愛子のベストセラーエッセイ集『九十歳。何がめでたい』の、実写映画化が決定いたしました。
2016年5月まで1年に渡り「女性セブン」(小学館)に連載され、90歳を迎えヘトヘトになった作家自身の日々の暮らしと世の中への怒り、戸惑いを綴った本作。書籍化されるやその「老い」や「現代社会」に対する歯に衣着せぬ物言いと、独特のユーモアで、「人生百年時代」といわれる現代を生きる老若男女に多くの共感を得て、たちまち社会現象に。その後98歳を迎えますますヘトヘトになった日々の暮らしを綴った続編「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」も刊行され、シリーズ累計発行部数は180万部の大ベストセラーとなりました。
同じく、老後の諸問題をユーモアを交えながら描き、21年に公開され大ヒットとなった『老後の資金がありません!』の前田哲監督が満を持して草笛光子さんを主演に迎え、映画『九十歳。何がめでたい』として、2024年6月21日に公開することが決定いたしました 。